量子もつれ攻略ノートは、未解決のモノガミー予想にAIと数値実験・計算機援用証明で肉薄する試みだった。本稿はその舞台裏の方法論を記録する。山登り探索が凸最適化(Dykstra交互射影)に進化し、素朴な区間演算が中心形式で二乗収束し、「単調性を証明する」代わりに「marginを直接証明する」発想の転換が8秒で定理を落とす——AIが証明に効いた瞬間を具体的に示す。同時に、AIが必ず犯す誤りも隠さない:拘束イデアルの見落とし、共役の付け間違い。それらを「式は数値が裁く」という規律で回収した記録から、AIで証明できること・できないこと、そして最も重要な『できないと言わせる』ことの価値までを帳簿づけする。